
この記事では、美白有効成分についてご紹介します。
男も顔にシミができれば気になりますよね。
紫外線によってできたシミ、ニキビの後にできたシミなど・・
シミに効果が期待できるのが、美白有効成分を配合した化粧品です。
美白有効成分を配合した化粧品で、シミをケアしましょう!
目次
美白有効成分とは?
美白有効成分は、「メラニンの生成を抑え、シミやソバカスを防ぐ」効果が期待できると厚生労働省によって認可を受けた成分のことです。
現在、美白有効成分として認可を受けている成分は20種ほどしかありません。
この美白有効成分を配合している化粧品が一般的に美白化粧品と呼ばれています。
美白化粧品は、本来、肌を白くするものでも、シミを短期間で消してしまうものでもなく、肌が黒くなろうとする原因であるメラニンを生成するチロシナーゼという酵素を阻害し、メラニンの生成を抑制するものです。
メラニンはシミのもとになる色素ですが、肌や髪の色のもとでもあります。
本来、メラニンは肌の代謝(ターンオーバー)で自然に排出され、必要な量だけ残りますが、ターンオーバーの乱れなどで排出しきれず蓄積したメラニンがシミとなります。
美白化粧品に配合されている有効成分【10選】
エナジーシグナルAMP
肌細胞をつくり出している細胞(基底細胞)のエネルギー代謝を活性させ、肌のターンオーバーを正常化に導き、メラニンの排出を促す成分。
リノール酸S
メラニン生成に不可欠なチロシナーゼという酵素を分解することで、メラニンの生成を抑制する成分。
ビタミンC誘導体
メラニン生成過程での還元作用やメラニンの淡色化作用を持つ成分。チロシナーゼの働きを阻害する作用もある。
アルブチン
メラニン生成に不可欠な酵素であるチロシナーゼの働きを阻害し、過剰なメラニンの生成を抑える成分。
コウジ酸
チロシナーゼの活性を抑制し、メラニンの生成を抑える成分。
エラグ酸
酵素チロシナーゼの働きを抑え、メラニン生成を抑制する成分。
ルシノール
チロシナーゼの活性を阻害しチロシナーゼ合成を抑制する成分。
4MSK
酵素チロシナーゼの活性を抑え、メラニン生成を抑制するだけはなく、シミ部位で生じている慢性的な角化プロセスの乱れ(慢性角化エラー)に作用して、溜まったメラニンを排出する効果を期待できる成分。
カモミラET
情報伝達物質エンドセリンを抑制し、メラニンを生成する細胞メラノサイトの増殖や活性化を抑える成分。
トラネキサム酸
慢性微弱炎症状態に作用し、メラニンを生成する細胞メラノサイトの活性化を抑制する成分。
まとめ
今回は、シミに効果的な美白有効成分についてご紹介しました。
下の表で、作用ポイントごとに美白有効成分をまとめておきますので、美白化粧品選びの参考にしてください。
作用ポイント | 美白有効成分 |
1.メラニン生成指令阻止 | カモミラET トラネキサム酸 |
2.チロシナーゼ活性阻害 | アルブチン コウジ酸 エラグ酸 ルシノール ビタミンC誘導体 4MSK |
3.チロシナーゼ分解 | リノール酸S |
4.メラニン色素還元 | ビタミンC誘導体 |
5.メラニン排出促進 | エナジーシグナルAMP リノール酸S |
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コスメコンシェルジュのひじりです。