水分をつかむタイプの保湿成分。

今回は、水分をつかむタイプの主な保湿成分をまとめました。

このタイプは、水分を吸収する性質(吸湿性)があり、湿度が低いと保湿力が下がるという特徴があります。

では、さくっと見ていきましょう。

アミノ酸

表皮の一番外側にある角層は、もともと水分を保持しておく力が備わっています。

そして、その重要な働きをするのがNMF(天然保湿因子)

NMFは、アミノ酸が主な成分で、その他PCA、乳酸ナトリウム、尿素などの保湿成分が集まったものです。水分をつかまえる働き(吸湿性)と水分を抱え込む働き(保湿性)に優れています。

ところが、NMFは加齢や紫外線など様々な要因で減少してしまいます。

失われた分は補う必要があります。

さて、「アミノ酸 配合」という化粧品はたくさんありますが、パッケージの裏を見ても「アミノ酸」という名前の表示はないんです。

「アミノ酸入ってないじゃん」

とならないように、代表的なアミノ酸の種類を紹介しますね。

  • グルタミン酸
  • セリン
  • アスパラギン酸
  • アラニン
  • チロシン
  • バリン
  • グリシン
  • ベタイン
  • プロリン
  • アルギニン・・

グリセリン

水分を引き寄せる、吸湿力に優れています。

ヒアルロン酸Naやコラーゲンなど、相性が良い成分と組み合わせると、保湿効果が上がる

また、グリセリンは水と混ざるときに発熱する性質(溶解熱)があります。
温感化粧品は、この性質を利用したものが多く、この場合は、グリセリンが成分表示の一番上に来ます。

PG(プロピレングリコール)

グリセリンよりサラッとしたテクスチャを持っています。

吸湿性は高く、防腐効果もあります。

旧表示指定成分。

とはいえ、基本的には安全性の高い成分。

BG(1,3-ブチレングリコール)

ベタつきが少なくグリセリンに比べて使用感が軽いため、多くの化粧品に使われています。

植物エキスの抽出溶媒としても用いられます。
抽出エキスを化粧品に加えると、微量ですがBGも一緒に含まれてしまうので、成分表示に記載されます。

防腐効果もあり、防腐剤の量を減らすことができます。

保湿剤として使うときはそれなりの量を配合する必要があるようです。
成分表示を見ると水の次くらいに表記されていることからわかります。

DPG(ジプロピレングリコール)

穏やかな保水力でべたつきが少なく、サラッとした使用感で、製品ののびをよくするために、多くの化粧品に使われています。

PGとの違いは、皮膚刺激がより低いというところです。
PGに代わってよく使われるようになっりました。

1,2-ヘキサンジオール

BG、DPG、PGと同様に保湿効果、抗菌効果があり、特に抗菌力が高い。

微量でも防腐効果があり、「防腐剤フリー」の化粧品によく使用されます。

 

【吸湿性の比較】

グリセリン>PG>BG>DPG>1,2-ヘキサンジオール

まとめ

今回は、水分をつかむタイプの主な保湿成分をまとめてみました。
アミノ酸は、肌にもともと備わっている成分で、化粧品では減少した分を補う目的で配合されています。

今回ご紹介したアミノ酸以外の成分は、ベース成分といわれ、化粧品に多く配合される成分です。また、これらの成分は、保湿・保水だけでなく防腐効果や感触向上を狙って配合されることもあります。

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